- どうやって英単語を覚えればよいか分からない。
- 効率よく英単語を覚えたい。
- 覚えてもすぐに忘れてしまう。
この記事では英単語を覚える上で意識することを4つ紹介します。これだけ意識しながら勉強するだけでも単語力upが期待できるのでぜひ取り入れてみてください。
英単語を覚える上で意識すること
前半の2つは単語を覚える上で大切なこと、後半の2つは単語を忘れないようにするために大事なことです。
今までやってこなかったことや初めて知ったことがあれば今日から取り入れてみてください。
イメージで覚える
あなたは英単語を覚えるとき、英語をそのまま日本語の意味に変換して覚えていませんか?
もちろんそれも1つの覚え方ですが、逆に英語を英語として覚えるという方法があります。それが、“イメージで覚える”ということです。

- 名詞 ➡ そのものをイメージする
- 動詞 ➡ しているところをイメージする
- 形容詞 ➡ その特徴を持つものをイメージする
イメージができたら単語帳に絵で描いてみましょう。こうすることで毎回イメージするものを考えなくても一目でパッとわかるようになります。
英語からその絵が連想できるようになればOKです。
五感を使う
実際に英語を使うときを想像してみてください。耳で聞いて、口で話して、目で読む。
しかし多くの人は英単語を見るだけで覚えようとしています。
これでは読む力しか鍛えられないのに加えて科学的にも効率的ではありません。
人間は古来、外敵が来るのを音で察知していたことから耳をよく使っており、耳からの情報はよく記憶に残る性質があります。
そこでおすすめなのが音読です。
英単語を見て発音しそれを聞くことにより、目、口、耳の3つで覚えられるまさに一石三鳥な方法です!
電車や図書館で勉強していて声が出せないという人は、単語帳に付属している音声をダウンロードして聞くといった方法もあります。
いろいろ試してみて自分に合う方法を探してみてください。
単語に触れる回数を増やす
エビングハウスの忘却曲線によると人間が記憶したものは1時間で56%、1日後には67%忘れてしまうそうです。
しかし、復習をすると忘れるスピードが緩やかになり、記憶が定着しやすくなります。
ひとつの単語を時間をかけて1回で覚えようとするのではなく、何日かの間で何回も同じ単語と出会うようにしましょう。復習するタイミングをあらかじめ自分で決めておくと効率的に勉強できます。
また、寝る前に復習するのも効果的です。
脳は寝ているときに頭の中の情報を整理してくれるため記憶が定着しやすくなります。覚えた後に少し仮眠をとるだけでも同じ効果が表れるのでぜひ試してみてください!
復習するタイミングの例
- 1回目 ➡ 1時間後
- 2回目 ➡ 寝る前
- 3回目 ➡ 次の日の朝
- 4回目 ➡ 1週間後
テスト形式で覚えているか確認
単語を覚えられたら次はそれをどんどんアウトプットして覚えているか確認しましょう。
なぜテスト形式で行うかというと、英単語を思い出すという動作が覚える上で非常に重要だからです。
実は、人間は忘れかけていることを思い出そうとすることで記憶が定着しやすくなる性質があります。
アウトプットを多めに取ることで覚えているかの確認ができ、さらに思い出そうとすることで記憶に残りやすくなります。

インプットを2~3割、アウトプットを7~8割に!
日本語訳を見ないで意味を答えられればOKです。赤シートを使ったり、abceedのアプリ学習を使ったり、やり方は何でも構いません。
また、テストして正解したものには印をつけてまだ覚えていないものと区別してください。
すでに覚えているものを何回も復習するのは時間の無駄になってしまいます。復習するときは毎回正解できなものを中心に繰り返すのが良いです。
英単語の覚え方まとめ
今回は英単語を覚えるときに意識すべき点を4つ紹介しました。
最初はひとつずつで構いません。まだ試したことのないいないやり方があれば取り入れてみてください。もちろん人によっては好き嫌いや向き不向きもあるのでここで学んだ覚え方を軸に自分なりのアレンジを加えてみるのも良いと思います。
英単語は英語を構成する最小単位であり、Reading、Writing、Speaking、Listeningすべての土台となります。毎日積み重ねて英語力を向上させていきましょう。