- 特急列車や新幹線で安く旅行に行きたい!
- 特急列車や新幹線の学割ってないの?
大学生の人は春休みや夏休みなどの長期休暇を使って旅行に行ったり帰省したりすることが多いと思います。
そんなとき、「飛行機を使うのはちょっとな、、、」「時間もお金もかかるから新幹線で行きたいな」と思う人もいるかもしれません。
わざわざ飛行機を使うほどの場所でなければ新幹線や特急列車で安く行きたいですよね。
そこでこの記事では学生がJRの電車(新幹線、特急列車)に乗るときに使えるお得な学割を紹介します!
どのような人が使えるのか、どうやって切符を買えばいいのかまで詳しく説明するのでこれを参考に旅行のプランを練ってみてはいかがでしょうか?
飛行機で使える学割について知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
新幹線に乗るときに使える学割

JRの学割は指定を受けた中、高校、大学、専修、各種学校の学生、生徒が利用でき運賃が2割引きになります。
ただし、目的地や座席の種類などによって学割が適用されるかどうかは変わるので料金が丸々2割引きになるわけではないので注意してください。
学割を使うには?
学割は利用区間の片道の営業キロ(JRが定める片道の距離)が101km以上ある場合に利用できます。
ただし、特急券、グリーン券、寝台券などは対象ではありません。
つまり、学割は乗車券にだけ適用されるということになります。
ここで、乗車券について説明します。
乗車券とは皆さんがいつもの駅で買うようなきっぷと同じで目的地に行くまでに必要となります。
では特急券は何かというと、移動に新幹線を使うためのオプションのようなものです。
例えば、東京から新大阪に行く場合、自由席で学割を使わない普通の料金は13,870円です。
この13,870円の内訳をみると、乗車券の料金が8,910円、特急券の料金が4,960円となっています。
学割の2割引はこの8,910円にかかり8,910円→7,120円となって、結果4,960円+7,120円で12,080円となります。(一の位は切り捨て)
13,870円と比べると約13%引きになりました!
購入方法
次に学割で新幹線のきっぷを買う方法について説明します。
みどりの窓口で学生証を見せるだけでは買えないので注意してください。
学割を使うためには「学生・生徒旅客運賃割引証(学割証)」と呼ばれるものが必要です。
この学割証は学校の事務課でもらえると思うのでそこで発行してもらってください。
学割証を発行してもらえたらみどりの窓口へ行ききっぷを買いましょう。
出発地と目的地を伝えて学割証を見せれば学割の料金できっぷを用意してくれます。
支払いは現金でもカードでもOKです。
このとき学生証も忘れずに持って行ってください。
さらにお得に
実は新幹線の学割をさらに1割引きで買うことができる方法があります。
それが往復割引です。
片道の営業キロが601km以上あるとゆき、かえりの運賃がそれぞれ1割引きになります。
往復割引も学割と同じく乗車券にだけ適用されます。
例えば、東京から広島へ行く場合、学割を使わない普通の料金では乗車券11,880円、特急料金が6,500円で18,380円です。
学割を使うと片道の乗車券の料金が9,504円になり、さらにゆきとかえりの分を同時に買うとさらに1割引きで8,550円になります。(一の位は切り捨て)
結果、特急料金と合わせて8,550円+6,500円で15,050円となり、3,000円以上の割引となります!
まとめ
この記事では新幹線や特急列車に乗るときに使える学割について説明しました。
大学生のうちは時間がたくさんあるので旅行に行きたいと思う人も多いと思います。
ですが、そこでお金がかかるから行けないとなるのは非常にもったいないです。
学割をうまく使って低コストで楽しい旅行を楽しんでください!